東北大学 学際科学フロンティア研究所 先端基礎科学研究部門
多元物質科学研究所 プロセス工学研究部門 超臨界ナノ工学研究分野
笘居研究室
笘居研究室のホームページにようこそ
■ 笘居研究室について ~About us~
笘居研究室は、2023年4月に発足した新しい研究室です。東北大学工学研究科化学工学専攻の協力講座も担当しています。
我々は、超臨界流体を反応溶媒としたバイオマス変換・ケミカルリサイクル・有機合成・ナノ粒子および触媒合成・資源改質プロセスの開発、電気化学プロセスによる物質変換プロセスの研究を行っています。持続可能な社会実現に向け応用も見据えつつ、新しい学理及びイノベーションの創出を起こすべく研究に取り組んでいます。(現在の研究テーマはこちら。)
笘居研究室の研究に興味がある・見学希望の学生の方、大学院からの編入などを希望する学生の方、笘居教授もしくは岩瀬講師にご連絡下さい。
■ 笘居教授より
当研究分野は、反応場として高温高圧流体、超臨界流体を用い、材料・プロセス制御することが特長です。温度・圧力により大胆に溶媒特性を操作できることが超臨界流体の魅力で、例えば、超臨界水は、ガスや有機物を高濃度に溶解することができます。このような超臨界流体の特性を利用し、これまでに、in-situ有機修飾によるサイズ・形状制御ナノ粒子や、炭化水素(メタン・廃プラスチック)低温改質など新材料・新プロセスを実現してきました。
笘居研究室では、さらに新たな輸送/反応駆動力・分析手法として、電気化学を取り込み、超臨界ナノ材料合成の更なる制御性の獲得、超臨界プロセスの高効率化、高速化を実現していきます。
ナノ材料の高次制御、さらにナノ材料特性を最大化する超臨界プロセス設計を通じて、炭素循環型社会の構築に資するプロセスを実現していくことが当研究室の大きな目標です。
Date
2023. 11. 20
岩瀬講師の共著論文が、Analytical Chemistry誌に受理されました。Publications
2023. 11. 11
第55回化学・バイオ工学科駅伝大会が開催されました。笘居研は本間研と合同チームで参加しました。Gallery
2023. 09. 25
東北大学学位記授与式が行われ、D3の新井裕子さんが博士課程を修了しました。ご卒業おめでとうございます。Gallery
2023. 09. 14~15
フランスのIMT Mines Albiを訪問し、研究交流を行いました。Gallery
2023. 09. 10~13
スペインのバリャドリッドで行われた、第8回 International Solvothermal and Hydrothermal Association Conference にてM2の髙橋大希さんがポスター発表を行いました。Gallery
2023. 09. 03~08
フランスの74th Annual Meeting of the international society of electrochemistry にて、岩瀬和至講師がポスター発表を行いました。
2023. 08. 23~24
白神山地の麓、秋田県藤里町で行われた超臨界流体部会 第22回サマースクール 「地域を活かす超臨界技術」に参加しました。